【Quebec リリース】Security Operations の新機能
(本記事は、こちらのBlogに投稿されたNatasha Guptaによる記事の翻訳です)
私たちの多くは 1 年前、極めて短期間のうちにリモートワーカーになりました。そしてセキュリティと IT のチームには、光の速さでデジタルトランスフォーメーションを実現し、その安全性を確保するように求めましたが、うかつにもサイバー脅威の嵐を招いてしまいました。チームはすでに、複数のツールと限りあるリソースをぎりぎりまで使いまわし、どうにか帳尻を合わせていましたが、さらに負担を強いられることになりました。ESG の最近の調査によると、セキュリティ専門家の 63% が、サイバーセキュリティの分析と運用は 2 年前よりも難しくなっており、その原因は、状況がますます危険になっていることや、分析に必要なセキュリティデータ量が多いこと、そしてトリアージ、優先順位付け、調査、対応に必要なセキュリティアラートと脆弱性が膨大な数に上っていることにあると考えていました。
ServiceNow は Quebec リリースで、このような課題に対処できるように新たに開発を行いました。詳細は、Security Incident Response (SIR) および Vulnerability Response (VR) についての ServiceNow 最新ニュースリリースをご覧ください。
ServiceNow Security Incident Response (SIR)
MITRE ATT&CK :MITRE ATT&CK (Adversarial Tactics, Techniques, and Common Knowledge) フレームワークは、サイバー攻撃の戦術およびテクニックのナレッジベースです。特定の脅威モデルとメソッドを開発するための基盤として使用されています。新しい SIR 機能は、MITRE ATT&CK フレームワークにインシデントをマッピングし、攻撃についての高度なコンテキストを提供して、攻撃対象領域を全体的に縮小させるために活用できます。
このフレームワークを SecOps のIncident Response と組み合わせることで、セキュリティアナリストは、防御だけでなく次の対抗措置について攻撃者の視点から考えることができ、攻撃者の次の動きを予測することが可能になります。それによって、組織は以下のように MITRE の情報を利用できます。
- TTP のマッピングを活用して、セキュリティインシデントの分析をスピードアップ
- MITRE が収集したテクニックによる検出範囲の把握
- TTP、SIR、および観測事象間の関連付けの活用による、脅威ハンティング機能の改善
MITRE と ServiceNow の機能についての詳細は、ユースケースと技術概要を紹介したこちらの記事をご参照ください。また、MITRE を ServiceNow で実装する場合のデモをご覧いただけるこちらの動画もお勧めします。(SIR Professional または Security Operations Enterprise のライセンスが必要です)
CrowdStrike Sandbox 連携 強化 による疑わしい URL と ファイル の自動提出 :セキュリティインシデントの情報を受信すると、判定のために観測事象を Threat Intelligence ソリューションに送信できるようになりました。ですが、もしその観測事象が疑わしいものの、完全に悪意があるとは言い切れない場合、どうしたらいいでしょうか。ServiceNow では新たに Crowdstrike Falcon Sandbox と統合して、セキュリティアナリストが観測事象のファイルと URL をリモートで自動的に実行し、そのセキュリティインシデント内で直接、得られた知見を報告できるようにしました。この自動化により、セキュリティインシデントを解決するまでの時間を短縮することができます。
(SIR Professional または Security Operations Enterprise のライセンスが必要です)
Secureworks によるインシデントの更新と解決により、インシデントクローズを迅速化:Secureworks のインシデント/チケットでの自動インシデント作成と、MSSP による Secureworks からのインシデント取り込み、SIR での処理の自動化が可能になりました。この MSSP の統合により、チケットは Secureworks SOC 1次窓口 (Tier 1) で処理され、エスカレーションされたチケットには SIR 内に対応するインシデントができるようになります。その結果、Secureworks と SIR でシームレスなインシデント管理を確実に行うことができます。
この統合により、以下が可能になります。
- インシデントチケットとイベントフィールドのマッピング
- SIR の作業メモと Secureworks のコメントの同期
- 双方向の連携機能
(SIR Standard のライセンスが必要です)
ServiceNow Vulnerability Response (VR)
Vulnerability Response の新しい T enable 連携機能 :脆弱性への対応に注目が集まる中で、Tenable と ServiceNow は Tenable のデータを ServiceNow Vulnerability Response にフィード連携する追加オプションの提供を始めました。この新しいアプリケーション、Vulnerability Response for Tenable は ServiceNow が開発し、サポートしています。ServiceNow のベストプラクティスを活かして構築し、お客様からの複雑な要求に応えるために Tenable が検証しました。このアプリケーションにより両社のお客様は、セキュリティと IT のワークフローを確立し、管理するための新しいオプションを利用できる一方で、リスクベースのアプローチで脆弱性を管理するために必要な知見も得られます。(VR Standard のライセンスが必要です)
https://www.servicenow.com/community/japan-blog/quebec-%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9-security-operations-%E3%81%AE%E6%96%B0%E6%A9%9F%E8%83%BD/ba-p/2272241